マス
27歳で自動車販売店の店長を務め現在はワークライフバランスを求め外資系企業に勤める副業ブロガー。
元店長の目線から「これは強い!」と思った中古車を紹介しています。
情報は執筆時点の物なのでご注意ください
▲SUV人気はいまだ衰える事を知らず、軽SUVやクロスオーバーSUV等各社がこぞって様々なSUVを発表し続けている。
だが近年劇的に増加したSUVはまだまだ高年式で高額な車が多く、予算オーバーになる読者も多いと思う。
今回は予算50万円前後で狙えるおススメのSUV5選を紹介したい。
1.フォレスター(4代目)
2.エクストレイル(2代目)
3.CX5(初代)
4.クロスロード
5.MINIクロスオーバー(初代)
▲フォレスター(4代目)はエクステリアのデザインも一気に近代化し洗練されたデザインとなった。
その特徴はスバル車に共通して搭載されるAWD(アクティブトルクスプリットAWD)にある。
前後の駆動輪配分を前輪側、FFよりの特性を持たせる事で滑りやすい路面に対しより効果的なアプローチをかけることできる。
ウィンタースポーツが好きな人や積雪地域在住に特におススメの1台だ。
▲エクストレイル(2代目)はタフギアとしての役割を果たす硬派なSUVだ。
防水シートだけではなくフロアやラゲッジルームまで防水仕様になっている等、徹底的にアウトドアでの使用を想定された1台になっている。
3代目からはボディが丸みを帯び、都会的なデザインになっているがその分2代目が持っていたタフギア感は薄れてしまった。
今だからこそタフな扱いを求める人におススメの1台だ。
▲CX5(初代)はより洗練された都会的なSUVだ。
上の2台と比べオフロードや雪道に特別強い4WDを持ち合わせていないが、その豊富なグレード展開や鼓動デザインを採用したエクステリアは多くの人を引き付けた。
特におススメなのがディーゼルエンジンを搭載したXDグレードである。
エクストレイル(2代目)にもディーゼルモデルは存在したが、振動や音が大きく人によっては不快感が拭えない人も多かったが、CX5はそのあたりが工夫されており振動も音も従来のディーゼル車と比較しても大きく抑えられており快適に使用する事が出来る。
またディーゼルエンジンは力強いトルクもあり、ストップアンドゴーの多い市街地でもストレス無く走り出すことが出来る。
そんなCX5は街乗りをメインとする方におススメな1台だ。
▲僅か3年間という極めて短い販売期間となったが、現代になりそのタフなフォルムが再評価されている希少車だ。
もはや説明不要とも言えるエンジンのホンダと言わしめたVTECエンジンを搭載しており走りに関しても隙の無いSUVとなっている。
現代では様々なカスタムが横行しており、コンプリートカーを売り出すブランドも多数存在する。
カーセンサーやグーネットにもカスタム済みの車両が数多く登録されているので自分好みの1台を探すのも良いだろう。
他と被りたくない、オンリーワンな1台を求める人におススメの車だ。
▲遂にプレミアムコンパクトの名門MINIのSUVが総額50万円で狙える時代が来た。
MINIクロスオーバー(初代)が登場してから10年以上の月日が流れているが現行の車と並べてもなんら見劣りする事のない独特のアイコンを持っている。
SUVと言ってもMINIのDNAであるゴーカートフィーリングはしっかりと受け継がれており、筆者も発売時に飛びついた大勢の1人だったが、試乗した時のコーナリングの恐怖が一瞬で快感へと変わった時の事を今でも覚えている。
ただ注意して頂きたいのが輸入車共通の問題として故障の多さが挙げられるだろう。
もしMINIを選ぶのであれば損保ジャパンと東京海上日動は自動車保険でありながら故障でも保険適用できる特約があるので合わせて検討してもらいたい。
限られた予算でも上質感やお洒落である事を求める人におススメの車だ。
予算50万円で狙うSUVは如何だっただろうか?
筆者が営業をしていた時には200万~300万円ほどの価格帯だった車が多く、当時は憧れの車だったが今なら新社会人が1年目から狙える時代になったのだ。
現代では車を購入する手段も多く、現金払いだけではなくローンやリースも一般的になってきた。
それらであれば現金が手元になくても現行の車を手に入れる事が出来るのでぜひそちらも視野に入れてみてほしい。