マス
27歳で自動車販売店の店長を務め現在はワークライフバランスを求め外資系企業に勤める副業ブロガー。
元店長の目線から「これは強い!」と思った中古車を紹介しています。
情報は執筆時点の物なのでご注意ください
▲ロードスターはオープンカーでありながら30年を超える歴史を持ち、累計生産台数は100万台を超える日本が世界に誇るオープンカーだ。
2014年に現在のND型が発表され、今年で10年になるが今なお特別仕様車が続けざまに登場しており、衰えない人気を感じさせる。
そんな現行型でも去年から予算150万円で狙える車体も増えてきていたが、純内燃機関最後のロードスターになる可能性もあり値上がりの傾向も見られる為、今のうちに乗っておきたい!という方には今がおススメになるだろう。
▲流石はロードスターという事だろう。登場から10年が経過しているにも関わらず、未だに車体金額が100万円を下回る車両の登録は無い。今回は今までと違い予算の設定に余裕があるので、ロードスターらしさを最も感じられるMTに絞って紹介をしていきたい。
そもそも『NDロードスター』ってどんな車?
・モデル累計生産台数が100万台を超える世界的ヒットモデルとなったオープンカー
・軽量ボディに重量配分も前後5:5になっている等、ライトウェイトスポーツとして高い次元を発揮
・通常のソフトトップとは別に『RF』というリトラクタブルハードトップのモデルも存在
・運転する楽しさをとことん追求された理想的なパッケージ
ロードスター 1.5 S 半年保証付 6速MT(愛知)の中古車詳細 | 中古車なら【カーセンサーnet】 (carsensor.net)
▲執筆時点では最安値のMT仕様だ。総額も132万円と予算を大幅に下回っている。
ロードスターの購入時に特に注意してほしいのが幌と足回り、そしてグレードだ。車両の状態は勿論だが、ロードスターはその長い歴史の中で様々な特別仕様車を展開しており、また年次改良で大きく装備が変わることが多い。特にこのロードスターは状態は良さそうだがグレードはSとなっている。
LSD(安定性が増したり片輪が浮くようなハードな走行でもしっかりタイヤに動力を伝える装備)が搭載されていなかったり、ナビがついていなかったりと装備面が大きく劣ることになる。
だがその分はしっかり価格に反映されており「自分で好きなようにカスタムしたい!」という人には得におススメな1台になるだろう。
ロードスター 1.5 S スペシャルパッケージ LEDヘッドライト フルセグTV ドラレコ 16AW(埼玉)の中古車詳細 | 中古車なら【カーセンサーnet】 (carsensor.net)
▲次に紹介するのはSスペシャルのグレードになる。こちらにはLSDもナビも搭載されている。
カスタムする時間も無いので最初から上質な車に乗りたいとい方におススメな1台だ。
ただし、予算150万円以内で探すとやはり大なり小なり問題が出てくるのが現実的な所で、走行距離がやや多めな事や写真を見る限り幌が白化している部分が見られる。
特に幌を交換するのには大体20万円程の費用がかかる事を覚悟しておいた方がいいだろう。
予算150万円で狙うNDロードスターは如何だっただろうか?
実際に探してみて思ったが去年より相場が上がっているようにも感じており、やはり純内燃機関のロードスターとして最後になるかもしれないモデルという事もあり、モデルチェンジの噂が流れる度に少しずつ相場が上がっているのかもしれない。
今回はMT仕様に絞って探したが、もしそこに拘りが無いのであればAT仕様も視野に入れてもいいだろう。
実は筆者も去年Sレザーパッケージの距離6万キロのロードスターを総額150万円で購入している。
修復歴も傷も殆どないがAT仕様というだけで相場はかなり落ちるので比較的安価に購入する事ができ、筆者の体感ではAT仕様でも運転ていて非常に楽しいと思っているので筆者的には十分おススメの候補に上げられるのでぜひ検討してみてほしい。